【目的別】不動産投資のおすすめの相談先｜選び方のポイントを解説

この記事では、不動産投資に関する悩みに関するおすすめの相談先を、悩みの種類ごとに解説します。

おすすめの相談先①不動産投資を始めたい

まず、不動産投資を始めたいと思う人向けに、おすすめの相談先を3つ紹介します。
「具体的にどんなことを相談したいのか」によって適した相談先は異なるため、上手に使い分けるようにしてください。

初心者におすすめの相談窓口｜不動産投資会社

不動産投資を始めるなら、まずは不動産投資会社に相談しましょう。
不動産投資会社とは、投資用不動産を販売する会社を指します。
物件の紹介はもちろん、融資の斡旋、収支計画の策定、各種手続きの代行など「不動産投資に必要なこと」は大体相談できるはずです。

相性がよい優秀な担当者がつけば、収益性の高い物件を紹介してくれたり、有利な条件で融資できるよう調整してくれたりなど、何かとメリットがあります。

総合的な悩みに関する相談窓口｜不動産投資コンサルタント

物件の購入・売却、賃貸経営に悩んだ場合は、不動産投資コンサルタントに相談しましょう。
不動産投資コンサルタントは、不動産投資を含めた不動産に関する悩みについて、専門的な知識・経験をもとにアドバイスしてくれる仕事です。

一つの基準として「公認不動産コンサルティングマスター」の認定を受けているコンサルタントを選ぶとよいでしょう。
国家資格ではないものの、難易度の高い公的資格であり、一定の知識・経験の裏付けにもなります。

身近な存在になる相談窓口｜不動産投資の経験者

実際に不動産投資をやったことがある人に相談するのも一つの方法です。
とくに不動産投資の初心者だと、基本的なことが分かっていないことも多く、右往左往するかもしれません。
不動産投資会社の担当者や不動産投資コンサルタントの話の内容が専門的すぎてわからない人もいるでしょう。

そんなとき、不動産投資の先輩からのアドバイスが、解決のきっかけになることも少なくありません。
気が利く人であれば、内容をかみ砕いて説明してくれるはずです。

おすすめの相談先②お金に関する不安を解消したい

不動産投資をするにあたっては、ある程度まとまったお金はやはり必要です。
そして、実際に物件を購入するとなったら、ローンを組めないと厳しいでしょう。

これらのお金に関する不安を解消するための相談先について解説します。

金銭的な悩みに関する相談窓口｜ファイナンシャルプランナー（FP）

金銭的な悩みに関する相談窓口となってくれるのが、ファイナンシャルプランナー(FP)です。
できれば国家資格である「ファイナンシャル・プランニング技能士」を持っている人に相談しましょう。

現在の家計などをもとに、利害関係のない第三者からの目線でアドバイスをくれるため、参考になるはずです。
不動産会社での実務経験や宅地建物取引士などの関連資格を有するファイナンシャルプランナーを選ぶとよいでしょう。

ローン関連の相談窓口｜信託銀行

信託銀行でも、不動産投資関連のコンサルティングに力を入れているのは珍しくありません。
なかには、専門の部署を設けて対応する体制を整えていることすらあります。
不動産取引はもとより、ローン、税金、資産運用や相続に至るまで幅広い内容の相談を受け付けてくれるのが強みです。

これからローンを組んで不動産投資を始める、という段階で一度相談しに行ってみてもよいでしょう。
ただし、事前予約が必要ですので忘れないようにしてください。

おすすめの相談先③不動産投資のトラブルを解決したい

不動産投資は軌道に乗れば長期にわたり安定して収益が得られるのが強みです。
しかし、思わぬトラブルに巻き込まれたり、節税対策で悩んだりすることもあるでしょう。

このような「専門知識が必要なトラブル」の相談先を紹介します。

法的な手続きに関する相談窓口｜行政書士

不動産投資で発生したトラブルを解決したい場合は、まずは行政書士に相談してみましょう。
法律の専門知識を有する第三者として、的確なアドバイスをしてくれるはずです。
他にも、法人化や相続にあたっての手続きの代行など、幅広いことをお願いできます。

ただし、行政書士によっても得意な分野とそうでない分野があるのが実情です。
より的確なアドバイスを望むなら、不動産投資を含めた資産運用に詳しい行政書士を選びましょう。

相手がいるときの相談窓口｜弁護士

「不動産投資会社からいわれるがままに物件を購入してしまった」など、トラブルの相手方がいる場合は、弁護士に相談しましょう。
とくに、不動産投資をめぐるトラブルは相手方が不動産のプロであることが多いです。
知識・経験の量では圧倒的な差があるため、個人での解決には限界があります。

相応の報酬を支払う必要はありますが、交渉を上手に進められるうえに、精神的なストレスも軽減されるのは大きな強みでしょう。

税金関連に関する相談窓口｜税理士

確定申告や節税対策で困ったことがあれば、税理士にアドバイスを仰ぎましょう。
不動産投資では、所得税、固定資産税、不動産取得税などさまざまな税金が発生します。
上手に節税できれば、手元に残るキャッシュをより多くできるはずです。

税理士なら、税金のスペシャリストとして、ひとり一人に適した節税対策を提案してくれます。
ただし、税理士にもそれぞれ得意分野があるため、できれば不動産投資の知見がある税理士を選ぶようにしてください。

不動産投資の相談先を適切に選ぶためのポイント

何も不動産投資に限ったことではありませんが、悩みを解決するためには「どんな相手に相談するか」が非常に重要です。

適切な相談相手かを判断するために、必ずチェックしたいポイントをまとめました。

投資家の目的や希望に応じたプランを提案してくれる

まず、投資家の目的や希望に応じたプランを提案してくれるかをチェックしましょう。

たとえば、サラリーマンが副業の一環として不動産投資をするのと、専業の不動産投資家として取り組むのとでは、購入すべき物件や収益モデルは異なるはずです。
このあたりを無視して「自社にとって実入りの良いプラン」を提案してくる相手は避けたほうがよいかもしれません。
いわば「話を聞いてくれない相手」であるため、ストレスもたまります。

デメリットやリスクに関する説明が丁寧

不動産投資には、デメリットや損をするリスクはつきものです。
だからこそ、デメリットやリスクに関する説明が丁寧な相手なら、ある程度は信頼してよいでしょう。

逆に「皆さん収益をあげているので大丈夫ですよ！」など必要以上にポジティブに接してくる相手には要注意です。自分の営業成績のためによいことを言っている可能性もあります。
不信感を抱いたら「今日のところはこれで失礼します」と切り上げてしまうなどの姿勢が必要です。

執拗に契約を迫られない

執拗に契約を迫ってくる相手に相談するのもやめたほうが無難です。
投資用物件は決して安い買い物ではありません。
内容次第では億を超えるお金が動く以上、さまざまな立場からの意見を聞き、冷静に判断する必要があります。

このあたりの背景を無視して執拗に契約を迫ってくる相手に相談しても、決して有益なアドバイスは得られにくいでしょう。
うっかり相談してしまった場合は、きっぱりと「今日のところは持ち帰ります」と言うようにしてください。

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不動産投資を始めたばかりのころは悩みや疑問の連続かもしれません。
しかし、誰もが通る道であるため、必要以上に不安に思うことはないでしょう。

中山不動産では、専門知識や経験が豊富なスタッフが、お客様の悩みや疑問に丁寧にお答えします。
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