【2021年最新版】家を購入するタイミングは?後悔しない決め方

こんにちは。
中山不動産株式会社です。

マイホームは人生で 最大の買い物ですが、それゆえに後々後悔してしまう人がたくさんいることも事実です。
そんな後悔が続出している原因の一つに「家を購入するタイミング」が挙げられます。

  • 家を購入するベストなタイミングはいつ?
  • ライフプランや貯金額からマイホームを考えるべき?
  • 家を購入する前に考えたるべきことは?

そんな疑問を抱いてる方も多いはずです。

今回この記事を読んでいただいているあなたにとって有益な情報を詰め込んだので以下をぜひ読んで下さい。
なぜなら、大げさな話ではなく家を購入するタイミングひとつであなたの人生にゆとりと潤いが生まれる話だからです。

家を購入するタイミング①統計から考える

ここからはマイホームを購入するタイミングを統計から見ていきます。

人によって家を購入するタイミングは様々。ここでは「年齢」「平均年収」の 統計を見ていただき、同世代や周りの人たちはどんなタイミングで家を購入しているかということを見ていきましょう。

年齢から見る家を購入するタイミング

初めてマイホームを購入する平均年齢 (国土交通省の調査より作成)

30代未満30代40代50代60代以上無回答
中古マンション8.1%36.8%33.2%13.8%6.9%
中古戸建住宅6.3%37%29.8%16.8%8.2%
分譲マンション6.2%60%24.1%6.2%3.5%
戸建て住宅(注文住宅)12.9%45.1%24.2%8.8%8.8%
マイホームを購入した時の年齢(物件種別)

家を購入する平均年齢は30代後半から40代前半と統計で出ています。

そして分譲戸建住宅を購入する年齢は30代後半と若く、反対に 中古住宅を購入する平均年齢は40代前半と比較的遅いことが表から読み取れます。

中古住宅は新築物件に比べトータルでの値段が安く済むので40代からでも手が出しやすいです。 

年収から見る家を購入するタイミング

マイホームを購入した時の平均世帯年収 (国土交通省の調査より作成)

400万未満400~600万600~800万800~1,000万1,000~1,200万1,200万円以上
中古マンション11.9%24.3%19.9%15.7%7.4%20.8%
中古戸建住宅13.8%22.1%22.1%14.1%6.9%21%
分譲マンション8.2%16%20.7%14.9%13.8%26.4%
戸建て住宅(注文住宅)14.3%26%25.7%13.6%6.7%13.7%

年収からマイホームを購入するタイミングを見てみると新築の場合は700万~840万円ほど、中古物件の場合は670万~715万円ぐらいが平均値です。

戸建て住宅よりマンションを購入した世帯の平均年収が新築・中古ともに、高い傾向にあります。

ここで注目するところは「平均世帯年収」であるということ。
上に記した表を見る際には どちらか一人の年収ではなく 夫婦で合算した平均年収である事を頭に入れて見比べてください。

住宅ローンを組む際には無理をしないということが一番大事。
現在の平均年収を正しく理解して からマイホームの購入を検討しましょう。

貯金額から見る家を購入するタイミング

家を購入する際の貯金額はいくら必要なのでしょうか?

最低限必要な金額として 諸経費と頭金は用意しておくと安心です。

分譲マンションを購入する人や戸建を購入する人、様々な条件でマイホームを購入しますが、およその目安として 例を挙げると、3千万円の家を購入する場合、「2018年度 フラット35利用者調査」をもとに考えると、諸経費は180万円~270万円程度で、頭金は300万円~600万円程度です。
つまり用意しておく貯金額は480万円~870万円程度と考えていいでしょう。

家を購入するタイミング②ライフプランから考える

家を購入するタイミングは人生の大事な節目でも多くの人は考えます。

つまり、「新しい環境に身をおいて気持ちも一新して進んで行きたい」「今の環境では実現しない自分の状況を変えて夢をかなえたい」 といった気持ちになると思います。

ここからは様々なライフプランから家を購入するタイミングを考えていきましょう。 

結婚のタイミングで購入

住宅を購入するタイミングとして結婚を機にマイホームを購入するといった考え方もあります。
なぜなら、「賃貸にお金を払い続けるのはもったいない」 といった理由からです。

今はパートナーと二人で住んでいてもいずれは子供を授かって長年住み続けていく住居。

毎月お金を払って 賃貸に住み続けていくより「どうせなら新築のマイホームを購入して綺麗で使いやすい環境で生活したい」そんな考えになるのは当然だと思います。

マイホームを所有するといったしっかりしたビジョンがある方にとっては前向きで 良い選択だといえます。 

出産をきっかけに購入

マイホームを考えるきっかけとして「出産」 もひとつのタイミングとして考えることができます。
なぜなら、出産を機に夫婦の生活環境は180度変わるからです。

子供ができるとまず 赤ちゃんの夜泣きに悩まされますが、 同時に近隣への迷惑も考えます。
その時に母親が思うことは 「隣近所に迷惑がかからないように戸建住宅とか防音のしっかりした新築のマンションに引っ越したい・・・」 といった考えに至ります。

そして、 次に思うことは赤ちゃんと24時間向き合って全く自分の時間がない母親にとって、 生活環境を変えたいといった考えになるのは当然だと思います。

生後まもない赤ちゃんを授かった母親にとってマイホームは 必要不可欠な買い物なのです。

子どもが進学したときに購入

子供を持つ夫婦にとって子供が進学するタイミングでマイホームを購入する方も多くいらっしゃいます。

「進学する途中段階で引っ越しをしたら学校で子供が馴染めないじゃない・・・」
「子供が将来通う学校から遠い場所に引っ越したら通学が大変じゃないだろうか・・・」
といった感じで親が思うことは当然のことだと思います。

つまり、子供が通う学校から近いところで物件を探して、 進学するタイミングで引っ越す。
子供を持つ夫婦にとって理想のタイミングではないでしょうか。

子どもが独立したときに購入

子供が独立すると今まで住み慣れたマイホームがとても広く感じます。
今まで当然のようにいた子供がいなくなり生活が一変します。

そうなると今まで使っていた部屋が不要になり必要のない空間が増えます。

このタイミングを機に引っ越そうと思う夫婦も多くいらっしゃいます。

そして今まで重く感じていた住宅ローンと広いマイホームを手放して 身軽になるという考え方もあるので、子供が独立した時にマイホームを買うという選択は賢明でしょう。

家を購入するタイミング③社会情勢から考える

現在の社会情勢からもマイホームを購入するタイミングが見えてきます。

「コロナウイルス」や「東京オリンピック」は不動産業界にも大きな影響を与えています。
そしてこれらのことを加味して考えるとオリンピックは開催された後がマイホームを購入するタイミングと言えるでしょう。

つまりこのまま順調に東京オリンピックが開催されたら2021年の8月以降がマイホームを購入するタイミングです。なぜなら過去に遡っても、アテネや北京オリンピック後は景気が後退して不動産の価格が下がっているからです。

ただ、考えなくてはいけないのは「コロナウイルス」の影響です。

コロナウイルスの感染拡大が収まる気配がないのでオリンピックの開催がどうなるかわからない状況。
このことからマイホーム購入は急がずに慎重に考える必要があります。

こちらも読んでください。

家の購入するタイミングを考える前に知りたい3つのポイント

ここからは、マイホームを検討する前に必ず知っておいてほしい必要事項を三つ紹介していきます。

「予算」「ライフプラン」「マイホームは買うor買わない」 といった マイホームを検討する上での本質について考えていきたいと思います。最も重要なことなのでぜひ読み進めていってください。 

予算を明確にする

マイホームの購入を検討する前にまず「自分がどうしたいのか」を明確にする必要があります。

分譲マンションを購入したいのか、注文住宅にするのか、それとも金額を抑えるために中古住宅を検討するのか。
それによってトータルの値段が全く変わってきて、住宅ローンの借り入れ金額も変わってきます。

そして、分譲ではなく注文住宅を選んだ場合は、家にかかるお金だけではなく、

土地の購入にかかるお金や家が建った後の外構費用なども考えなくてはいけません。

つまり自分が最終的にどのゴールに向かって走っているのかということを明確にしてからマイホームを購入しましょう。

長期的なライフプランを立てる

ライフプランとは将来を考えた人生設計のことで、人生の中の大きなイベントを考慮して今後を計画するということです。

ライフプランの一例を考えて行きましょう。

〇結婚資金・・・結婚式にかかる費用は全国の平均で90万円でさらにそこに新婚旅行などの費用もかかってきます。
〇教育資金・・・子供が大学を卒業するまでにかかる費用は個人差はありますが1000万円以上とも言われています。
〇住宅資金・・・住宅購入費用の一例として注文住宅で土地付きの場合全国平均の購入価格は3955万円、建売住宅の場合は3338万円です。(2016年度フラット35利用者調査)
〇老後資金・・・サラリーマンの方は退職金を老後資金の大きな柱として考えています。

退職時に住宅ローンが完済してない場合は退職金の一部を住宅ローンに充てるという人もいます。
いずれにしてもまずはライフプランから考えて慎重に住宅ローンを組む必要があるでしょう。

本当に家を買うべきか考える

そもそも、本当に自分にとってマイホームが必要かどうかをまずは考えましょう。

「マイホームを購入した方が得か、賃貸で暮らして言った方が得か」といった話はよく聞くことですが、お金の損得だけで考えるとなかなか決断できない部分ではあります。

しかし、まずは自分の考えの中でマイホームを購入した方が より満足度の高い人生が送れるかどうかといったところをもう一度考えてみることが重要ではないでしょうか。

まとめ

マイホームを購入するタイミングについて触れてきましたが、マイホームは人生で一番高い買い物です。
それだけに決断できずにいる人が多くいると思います。

中山不動産では、不動産に関するどんな些細な質問でも丁寧に答えていきます。
悩みを解決して夢のマイホームで新しい人生を歩き始めてみてはどうでしょうか? 

家を購入した先輩の体験をお伝えします。

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