賃貸物件の家賃が安い時期はいつ?家賃の値下げ交渉術も伝授

こんにちは。
中山不動産株式会社です。

賃貸の家賃を少しでも抑える方法として、条件の変更や交渉などがあります。
また、契約する時期によっても家賃が安くなることはご存じでしょうか。

毎月の支出となる家賃を抑えることは、余裕をもった生活を送るためにも大切です。

この記事では、賃貸物件において家賃が安い時期がいつなのかについて解説します。
これに加えて、家賃を値下げ交渉するコツも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

家賃を安く借りる2つの方法

賃貸物件を借りるなら「なるべく安く借りたい」と考えるのではないでしょうか。

まずは、家賃を安く借りる方法を2つ紹介します。

家賃が安い時期を狙う

賃貸物件には家賃が他の時期と比べて安くなるときがあります。

一般的に進学や就職などにともなった物件探しが落ち着き始め、引越しをする人が減る6~8月が、家賃が安い時期とされています。
そのため、引越しをする人が減る時期を狙うと賃貸物件を安く契約しやすいでしょう。

一方、新年度が始まる4月に向けて物件探しをする人が増える1~4月上旬と、人事異動が増える9~10月ごろは賃貸物件の家賃が下がりにくいです。

家賃の値下げ交渉をする

家賃の値下げ交渉をする方法もあります。

入居の意思が固まっているなら、あくまでも、家賃の値下げをお願いする姿勢で交渉するとよいでしょう。
入居の気持ちも決まっていないのに値下げを交渉したり、強気に出ると「トラブルを起こしそうな人」と思われたりする可能性があります。

契約したいけど予算より少しオーバーしているなど、入居の意思を伝えたうえで値下げをお願いしましょう。

そもそも家賃が安い時期はいつ?

そもそも賃貸物件の家賃が安くなる時期はいつなのでしょうか。

ここでは、不動産のオフシーズンとオンシーズンでも安くなるタイミングをお伝えします。

不動産のオフシーズンは6月~8月

一般的に不動産のオフシーズンは6~8月とされています。

進学や就職などに向けた物件探しが落ち着き始めることが理由の一つです。
GW明けから徐々に家賃の値下げがおこなわれ、梅雨と重なる6月には家賃だけでなく初期費用や礼金も安くなる場合もあります。

秋の人事異動に向けて引越しが増える9月ごろまで不動産のオフシーズンが続きます。
この時期は家賃を安く借りやすく、値下げ交渉もしやすいでしょう。

オンシーズンでも安くなるタイミングは?

オフシーズンを狙って引越しができればよいですが、オンシーズンにしか引越しができない人もいるでしょう。
その場合、秋の人事異動のための引越しが落ち着き、オンシーズンのなかでも比較的家賃が安くなる11月が狙い目です。

11月ごろから次のオンシーズンに向けた新築の賃貸物件が出始めるため、種類豊富な物件のなかからじっくりと選べます。

家賃が安い時期に部屋探しをするメリット

家賃が安い時期に部屋探しをするとさまざまなメリットがあります。

ここでは、家賃が安い時期に部屋探しをする4つのメリットを詳しくお伝えします。

家賃の値下げ交渉がしやすい

家賃が安い時期は値下げ交渉がしやすいです。
不動産のオフシーズンとされる6~8月は、引越しが多いオンシーズンに比べて入居希望者が少なく空き部屋が埋まりにくくなります。

大家さんとしてはなるべく空き部屋を出したくないため、相場範囲の値下げなら応じてくれる可能性が高くなります。
値下げ交渉をするなら、賃貸物件の内見後から物件の申込みの直前の入居の気持ちが決まったタイミングで切り出すとよいでしょう。

ゆっくり部屋探しができる

ゆっくりと部屋探しができることも、家賃が安い時期に行動するメリットです。

オンシーズンは賃貸物件を探す人が多く、状況次第ではすぐに契約しないと「ほかの人に先を越されてしまう」「限られた時間しか内見ができない」などもあるでしょう。

オフシーズンは賃貸物件を探している人も少なく、ゆっくりと時間をかけて検討できます。

引越し費用を抑えられる

家賃が安い不動産のオフシーズンは引越し業界もオフシーズンです。

引越し費用は新年度に向けた引越しの需要が高い3~4月上旬がピークで、梅雨と重なり暑くなる6~8月ごろには費用を少し安く設定している業者もあります。
オフシーズンが終わり、秋の人事異動が増える9~10月ごろは引越しの需要が増え始めるため、費用が高くなりがちです。

引越し費用を少しでも安く抑えるなら、6~8月ごろを狙うのがおすすめです。

不動産会社が丁寧に対応してくれる

家賃が安い時期は不動産会社が丁寧に対応してくれる可能性が高くなります。
賃貸物件を探す人が多い時期は一人ひとりの接客時間が限られていたり、問い合わせの返事が遅かったりする場合も少なくありません。

しかし、オフシーズンは賃貸物件を探す人も少なくゆとりをもって接客できるため、相談もより丁寧に聞いてもらいやすいでしょう。

家賃の値下げ交渉術5つのポイント

家賃の値下げ交渉をしても断られてしまう場合があります。

ここでは、入居前にできる家賃の値下げ交渉術のポイントを5つ紹介します。

高圧的な態度はNG

家賃の値下げを交渉するなら、高圧的な態度はNGです。

大家さんとしてもなるべく空き部屋を出したくない気持ちはあるものの、高圧的な態度を取られると、入居後もトラブルを起こしそうな人だと思われます。
最悪の場合、入居を断られる可能性もあり、値下げをお願いする気持ちで交渉しましょう。

物件の相場を調べておく

賃貸物件のあるエリアの相場を調べて値下げを交渉することも一つの方法です。

事前にポータルサイトなどで希望の賃貸物件のあるエリアの同じような間取り・築年数の物件の相場を調べておきましょう。
家賃が相場よりも高めに設定されているようであれば、根拠を伝えたうえで交渉すると成功しやすいです。

反対に相場よりも家賃が安ければ、値下げ交渉は難しいかもしれません。

礼金やフリーレントの交渉をしてみる

礼金の値下げやフリーレントの交渉をしてみるのもよいでしょう。
家賃の値下げが難しくても、礼金の値下げや1~2ヶ月程度のフリーレントなら了承してもらえる場合もあります。

家賃の値下げ交渉が難しかったからと諦めず、入居の意思をしっかりと伝えて、ほかの交渉をしてみましょう。

交渉が通ったら入居を約束する

値下げ交渉の際に、希望が通れば入居の約束をしましょう。

家賃の値下げをしたのに入居しないなどの行為は、大家さんだけでなく不動産会社にも損害になります。
家賃の値下げ交渉は入居の気持ちが固まってからおこないましょう。

書類などに不備がなく早い

書類などに不備がなく早いことも家賃の値下げ交渉の際に有利になります。
必要な書類などに不備がないことで、きちんとしていてお部屋もきれいに使ってくれるという印象を与えられるでしょう。

大家さんや不動産会社によい印象を与え、信頼してもらうことで値下げ交渉が成功しやすくなります。

まとめ

賃貸物件の家賃が安い時期は一般的に6~8月ごろです。

不動産のオフシーズンを狙って部屋探しをすると「家賃の値下げ交渉がしやすい」「ゆっくり部屋探しができる」などのメリットがあります。

家賃の値下げ交渉をする際には、入居の気持ちが固まってから丁寧にお願いしましょう。

家賃の安い賃貸物件をお探しの人は、まずは中山不動産にご相談ください。

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