【徹底比較】不動産投資と株式投資|資産運用を始めるならどっち?

こんにちは。
中山不動産株式会社です。

資産運用の方法は、不動産投資や株式投資などさまざまです。
長期的な運用をおこなっていくにあたり、「どっちを選べば良いのかわからない」「自分に合った投資を選びたい」など悩む人もいるのではないでしょうか。
目先の利益だけで選ぶと、将来的に後悔してしまうことも。
そうならないためには、両方の特徴をしっかりと把握することが大切です。

この記事では、不動産投資と株式投資について、メリット・デメリットなども比較しながら、資産運用に向いている方法はどっちなのかを解説します。

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不動産投資とは?

まずは、不動産投資の特徴について見ていきましょう。

不動産投資の仕組み

不動産投資とは、不動産に対する投資のことで、土地や建物などの不動産を購入し、それを他人に貸すことで収益を得る投資方法のことです。

不動産投資で得られる利益は、「家賃収入」と「売却益」の2つです。

また、不動産投資は以下の6種類の分かれます。

  • ワンルームマンション投資
  • 一棟投資
  • 戸建て投資
  • 不動産投資信託(J-REIT)
  • 民泊
  • 駐車場投資

一般的に高所得者などの富裕層が不動産投資をおこなうとイメージされがちですが、最近ではサラリーマンが副業として始めるケースも少なくありません。

不動産投資はミドルリスク・ミドルリターン

投資と聞いて「リスクが怖い」と感じるもいるでしょう。

不動産投資はハイリスクと思われがちですが、ミドルリターン・ミドルリスクの投資と言われており、FXや仮想通貨などと比べると低リスクです。

とはいっても、以下のようなリスクがあるため注意が必要です。

  • 空室リスク
  • 修繕リスク
  • 金利上昇リスク
  • 家賃滞納リスク
  • 自然災害リスク
  • 不動産価値の下落リスク

これらのリスクは、事前に対応することで回避することもできます。

不動産投資のリスクと対策に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

株式投資とは?

次に、株式投資の特徴について確認していきましょう。

株式投資の仕組み

株式投資とは、企業が資金を得るために発行する株式を売買することで、値上がり益や配当金、株式優待などを得るための投資方法です。

企業の業績によって、株価は絶えず変動しています。

株価の変動の予想をするのは簡単なことではありませんが、株式投資の仕組みをしっかりと理解して情報収集をおこなえば、問題なく運用できるでしょう。

株式投資はハイリスク・ハイリターン

株式投資では、会社の事業が失敗すれば、出したお金は返してもらえません。

株式優待も嬉しい特典となるため、特定の企業を応援したい人にとって株式投資は大きなメリットですが、不動産投資と比べてハイリスク・ハイリターンです。

また、経済の知識が必要不可欠であり、企業業績の予想を立てる必要があります。

景気を完璧に予想することは、専門家でも難しいと言われています。

不動産投資と株式投資の違いは?

資産運用の初心者にとって、不動産投資と株式投資の特徴がわかっても「両方の違いがイマイチはっきりしない」と、どっちを選ぶか悩む人もいるでしょう。

それぞれの違いは、以下のようにまとめることができます。

不動産投資株式投資
インカムゲイン家賃収入配当金
キャピタルゲイン売却益売却益
リスク・空室リスク
・修繕リスク
・金利上昇リスク
・家賃滞納リスク
・自然災害リスク
・不動産価値の下落リスク
・元本割れのリスク
・値動きが大きい
流動性低い高い
取引方法不動産会社の仲介株式市場での取引
利回り平均5%前後(※1)平均2%前後(※2)
(※1)一般社団法人日本不動産研究所「第44回不動産投資家調査」を参考
(※2)日本取引所グループ「一部上場銘柄の2021年1月~4月加重平均利回り」を参考

それぞれの項目について、以下で詳しく解説します。

リターンの違い

資産運用で得られるリターンには、「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の2種類があり、投資で利益をあげていくためには重要な項目です。

不動産投資と株式投資のキャピタルゲインは、どちらも売却益となっています。

また、不動産投資では毎月安定した収入が得られる家賃収入がインカムゲインに対して、株式投資の場合は会社の事業がうまくいったとき支払われる配当金です。

株式投資においては、銘柄によっては株式優待が受けられることもあります。

リスクの違い

不動産投資のリスクは、人的や環境などさまざまな要因で生じます。

先にも挙げたとおり、代表的な空室リスクをはじめ、周辺状況や物件の老朽化などで家賃が下落したり、災害による修繕費がかかったりといったリスクなどです。

ただし、これらのリスクは対策することで未然に防げるケースもあります。

一方で、株式投資の主なリスクは元本割れです。

配当金だけでなく、株式の値動きを見ながら売買を繰り返すことで収益を上げるのが一般的ですが、企業の業績悪化などが原因で、大きな変動も少なくありません。

この場合、売却時期を間違えると、大きな損失につながります。

流動性の違い

投資における流動性とは、市場に出回る数の多さを意味しており、簡単に言えば「売りたいときにいつでも売れるかどうか」ということです。

株式は株式市場を通して売買ができるため、流動性が高いと言えます。

また、現金化もしやすく、国内株式であれば売却してから数日で出金可能です。

一方で、不動産投資は株式投資と比べて流動性が低くなっています。

売り手と買い手が1対1で取引するため売買に時間がかかるだけでなく、立地や物件の状態によってはすぐに買い手が見つからないケースも少なくありません。

取引方法の違い

投資初心者には、「やりやすさ」も重視する人もいるでしょう。

証券会社で口座を開設し、入金すればすぐに株式の購入ができるという点では、不動産投資よりも株式投資のほうが気軽に始められるかもしれません。

不動産投資野場合は、基本的に仲介会社が物件の紹介や手続きをおこないます。

さまざまな手続きや契約が必要になるため、それが手間に感じる人もいるでしょう。

利回りの違い

不動産投資の平均利回りは5%前後、株式投資は2%前後となっています。

ただし、あくまで平均値であり、不動産投資では地域や物件によって利回りが異なります。

たとえば、中古ワンルームマンションなら、利回りが10%以上になるケースも。

逆に、物件価格の高い新築物件だと、もっと低い利回りになることもあります。

利回りは投資家の経験や知識などでも大きく変動するため、平均値だけで判断するのではなく、専門家などの意見も聞き入れながら正しく認識することが大切です。

不動産投資と株式投資のメリット・デメリットを比較

次に、不動産投資と株式投資のメリット・デメリットを比較していきましょう。

メリットデメリット
不動産投資・安定的な収益が期待できる
・融資を受けられる
・手間がほとんどかからない
・経済変動の影響を受けにくい
・生命保険代わりになる
・土地の資産価値が低下しにくい
・初期費用が高い
・流動性が低い
・不動産の売買に時間がかかる
・短期間で大きな収益は難しい
・災害リスクがある
・人的なリスクがある
・維持管理費がかかる

株式投資
・少額費用で始められる
・自分のペースで運用できる
・短期間で大きな利益を狙える
・分散投資がしやすい
・流動性が高い
・元本割れなどのリスクが高い
・価格変動が大きい
・融資を受けられない
・値動きをチェックなど手間がかかる
・予想が立てにくい
・経済変動の影響を受けやすい
・投資先の企業が倒産することも

どの投資方法にもメリット・デメリットはあります。

不動産投資や株式投資に関係なく、資産運用で失敗しないためには、事前にリスクやデメリットをしっかりと把握して対策を立てておくことが大切です。

どちらの投資方法も最低限の知識は必要ですが、不動産投資のほうが将来起こり得るリスクの対策が立てやすいだけでなく、不動産会社など専門家に相談可能です。

このような意味では、不動産投資は初心者向けと言えるでしょう。

あなたは不動産投資と株式投資どっちに向いている?

不動産投資と株式投資を比較し、それぞれの特徴について見てきました。

とはいっても、この情報だけでどっちを始めれば良いのか判断は難しいでしょう。

そもそも、不動産投資と株式投資では性質が異なり、それぞれに向き不向きがあります。

実際どのような人が向いているのか、選ぶためのポイントを解説します。

不動産投資に向いている人

不動産投資はどのような人におすすめなのか、具体的に確認していきましょう。

長期的な視野で安定収入を求める人

不動産投資は長期の資産運用に向いている投資です。

株式投資と比べて短期間で大きな利益を出すことは難しいものの、家賃収入をメインとする運用が中心なので、定期的な収益を見込みやすいのが魅力でしょう。

リスク対策をして少しでも手堅く運用したい人におすすめです。

老後の年金代わりとして収益を得たい人

老後の「2,000万円問題」に不安を感じている人も少なくないでしょう。

現状は多くの高齢者が退職金と年金でやりくりできている一方で、急速な少子高齢化が進むなか、将来的にどのくらいの年金が受給できるか不透明なところもあります。

不動産投資は長期間安定した運用ができるため、老後の生活を見据えて始められます。

レバレッジを利かせた投資をしたい人

不動産投資は、融資を受けられるのもメリットの一つです。

購入する物件に担保価値があり、家賃収入も見込めるため、融資の対象となります。

そのため、高い物件でも少ない自己資金で、不動産経営を始められます。

レバレッジを利かせた投資が可能なのも、不動産投資を選ぶ理由になるでしょう。

手間をかけずに資産運用がしたい人

不動産の大家と聞くと、面倒くさいイメージを持つ人もいるでしょう。

しかし実際には、投資用物件を購入したあとのメンテナンスや維持管理、家賃の回収などは管理会社に任せられるため、ほとんど手間をかける必要がありません。

本業が忙しくても、運用できるのは大きなメリットです。

また、株式投資のように毎日株価のチェックをする必要がないため、副業としても気軽に始められるだけでなく、自分のタイミングで売却の判断ができます。

積極的に事業に関与したい人

不動産投資は管理会社に委託することで手間をかけずに利益が出せるメリットがある一方で、自分の経営努力が大きく反映される投資でもあります。

オーナー自身が主体的に努力すれば、物件の価値も上げられるでしょう。

株式投資は第三者の影響を受けやすく、どれだけ予測を立てても、外れることもあります。

その一方で、不動産投資の場合は、世の中のニーズや周辺環境に合わせて物件の価値を変えられるため、積極的に事業に関与することができます。

他者依存ではなく、主体性を持って行動したい人に向いています。

逆に、不動産投資に向いていない人の特徴をまとめた記事がこちらです。
始めようか悩んでいる方はぜひご覧ください。

株式投資に向いている人

株式投資はどのような人におすすめなのか、具体的に確認していきましょう。

短期的に儲けを出したい人

株式投資は、不動産投資に比べて激しいため、業績や経済変動によっては元本割れのリスクがある一方で、短期で大きな利益を出せるケースも少なくありません。

また、証券会社の口座に入金するだけなので、すぐに始められるのもメリットです。

長期的な資産運用には向いていませんが、目先の利益を重視する人におすすめです。

少額の資金ですぐに始めたい人

不動産投資は融資審査に通ればローンを借りることはできますが、物件によっては約1~3割程度の頭金が求められるだけでなく、きちんと返済していく必要があります。

一方で、株式投資なら少額の資金でもすぐに始められます。

銘柄によっては、安いもので数千円程度から購入できるものもあります。

素早く換金したい人

株式投資は流動性が低く、売買手数料も安く設定されています。

アプリなどを利用してインターネット取引をすれば、面倒な手続きをせずに済むだけでなく、すぐに現金が欲しいときには、スピーディーに売却が進められます。

とにかく素早く換金したい人に向いている投資を言えるでしょう。

不動産投資と株式投資は両方やったほうが良い?

資産運用の基本は、余裕を持ちながら運用することです。

投資家の中には、不動産投資と株式投資を「並行している」という人も少なくありません。

両方を運用することでリスクを分散できて、資産を増やすスピードも早くなります。

しかし、両方の運用には多くの資金が必要です。

自身の生活にも余裕ができて本格的に投資家としてビジネスを始められるようになるまでは、どちらか一つの投資商品に絞るようにしたほうが良いでしょう。

資産運用はあくまで余剰資金の範囲内でおこなうようにしてください。

資産運用で失敗しないためには?

「資産運用に興味はあるけど、リスクが怖い」という人もいるでしょう。

先にも紹介したとおり、資産運用で失敗しないためにはリスクやデメリットについてしっかりと把握したうえで、対策を講じていくことが大切です。

このほかにも、資産運用で失敗しない4つのコツについて解説します。

具体的な資金計画を立てる

投資の初心者なら、自分に合った投資方法を選ぶことが重要です。

また、少しでもリスクを未然に防ぐために具体的な資金計画を立ててください。

目標や計画のない投資には、失敗するリスクが付きまとう可能性が高くなります。

それぞれの投資のリスクを踏まえながら、シミュレーションしてみましょう。

資金繰りで失敗しないためにも、運用方法は慎重に選択することを忘れずに。

長期投資を選ぶ

「投資=ギャンブル」と認識している人もいるのではないでしょうか。

しっかりと収益をあげるためには、計画性のある運用をおこなっていくのはもちろん、目先の利益にこだわらず、長期的な目線で投資していくことです。

長期投資なら、短期投資に比べてリスクを小さくできる効果も期待できます。

5年後や10年後を見据えた投資商品を選ぶことをおすすめします。

投資先を分散する

分散投資とは、複数の投資先に分散することです。

たとえば、株式投資なら一つの企業の株式だけを購入してしまうと、業績悪化や倒産などで投資対象の価値が下がったときに、資産がゼロになるリスクも考えられます。

このようなリスクを減らすためにも、投資先は複数に分散するようにしてください。

不動産投資であれば、地域を分散する方法も効果的でしょう。

専門家に相談する

「資産運用の経験がないし、知識もないから誰かに相談したい」

給与や年金以外に収入が欲しいと資産運用を始める人は少なくありませんが、知識がない状態で始めるのは難しいため、信頼できる相談相手を見つけることが大切です。

たとえば、資産運用の相談ができる窓口は以下が挙げられます。

  • 銀行
  • 証券会社
  • 保険会社
  • FP(ファイナンシャルプランナー)

とはいっても、基本的に資産運用のアドバイスをしてもらえるだけで、具体的な投資方法や自分に合った商品を紹介してもらえるわけではありません。

特に株式投資の場合は、専門家に相談するのは難しいでしょう。

その一方で、不動産投資ならいつでも気軽に投資の相談に乗ってくれます。

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まとめ

不動産投資と株式投資には、それぞれメリット・デメリットがあります。

どちらの投資商品が資産運用として適しているかではなく、自身がどのような目的を持って資金計画を立てているのかでも、その人に合ったやり方は変わってきます。

自分の投資スタイルを明確にし、適切に選択するようにしましょう。

もし少しでも不動産投資に興味がある場合は、中山不動産にご相談ください。

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