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【保存版】不動産の専門家が教える梅雨のカビ対策!カビが人体に与える影響とは?

梅雨の時期は湿気が高く、ジメジメした毎日に気分が落ち込むことも。
そんなときに、気になるのが水回り以外にも発生する「カビ」ではないでしょうか。
ふと気づいたら、家のなかにカビが発生していることも少なくありません。
カビは黒ずみの原因になるだけでなく、放置すると健康に影響を与えることもあります。

そこで今回は、カビが人体に与える影響だけでなく、梅雨の時期だからこそ知っておきたい簡単にできるカビ対策について詳しく解説します。

雨の日を晴れやかな気持ちで過ごすためにも、ぜひ参考にしてみてください。

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    放置すると危険!カビが人体に与える影響

    そもそも「カビ」とは、微生物群の一種で、菌類の姿を示す俗称です。

    基本的に、体内に入ってもすぐに強い毒性があるわけではありません。

    しかし、カビが付着している食べ物を口にしたり、大量の胞子を吸い込んだりすると、感染症などを引き起こすおそれがあり十分に注意が必要です。

    具体的には以下のような症状になる可能性があります。

    • アレルギー性鼻炎
    • 夏型過敏性肺炎
    • シックハウス症候群
    • 皮膚炎
    • 水虫

    食品やお酒などの発酵に使用される無害なカビが存在する一方で、有害なカビ毒というものを産生するものがあることが知られています。

    このような健康被害に遭わないために、梅雨の時期を中心にカビ対策が必要です。

    梅雨にカビが発生しやすい理由

    どうして梅雨に「カビ」が発生しやすいのでしょうか。

    いつの間にか発生しているカビですが、無条件で発育するわけではありません。

    カビが発生する条件と生息しやすい場所を特定して対策することが大切です。

    梅雨にカビが発生しやすい理由について解説します。

    カビが発生する3条件とは?

    数万種以上が生息するとされるカビですが、胞子が水分や栄養分を吸収して成長します。

    そんなカビが発生する条件が「温度」「湿度」「栄養」の3つとされています。

    温度

    カビが発育する最適温度は25℃で、5~35℃でも発育します。

    湿度

    カビは湿度が60%を超えると発生しやすくなるといわれています。

    湿度80%を超えた環境下では、2週間程度で急激に繁殖します。

    栄養

    カビはさまざまなものを栄養として取り入れて増殖していきます。

    基本的な栄養となるのが、たんぱく質や炭水化物、脂質といった有機物です。

    梅雨にカビが発生しやすい場所は?

    カビは温度が「25℃~35℃」、湿度が「60%以上」のときに発生しやすくなります。

    空気が乾燥している冬場に比べて、気温が高くジメジメした日が続く梅雨のシーズンにカビが発生しやすくなるのは、カビの生態系が原因となっています。

    これらの条件がそろって、カビが発生しやすい場所は次のとおり。

    • 浴室
    • 洗面所
    • キッチンなどの水回り
    • 結露の付きやすい窓枠
    • 締め切った状態の押入れ

    特にジメジメとした梅雨の時期は、水回り以外でもカビが発生しやすくなります。

    リビングやトイレ、押入れ、玄関など……カビが発生しやすい条件がそろっている場所を中心にしっかりと掃除をしてカビ対策をすることが大切です。

    梅雨のカビ対策!3つのポイント

    梅雨の時期はジメジメするうえに、カビのストレスを抱える人も少なくありません。

    全国20~60代の男女1,000名を対象におこなったリンナイのカビに関する意識調査によると、約8割の方がカビに悩まされているという結果に。

    少しでも悩みを解消するためにカビ対策のポイントを紹介します。

    ポイント①換気・除湿の徹底

    梅雨の時期は平均湿度が70%以上と、カビが発生しやすくなります。

    そのため、浴室や押入れといった湿気のこもりやすい場所は、扇風機や換気扇などを使用して、空気の流れを起こすことにより換気をおこないましょう。

    また、エアコンや除湿器などで湿度を下げることも忘れないでください。

    ポイント②こまめな掃除

    カビの栄養となるのが、たんぱく質や炭水化物、脂質といった有機物です。

    たとえば、床に落ちている食べ残しやホコリ、髪の毛だけでなく、石鹸カスやシャンプー、人のアカなど、さまざまなものがカビを繁殖させる原因となります。

    カビの栄養源を取り除くためにも、こまめな掃除を心がけてください。

    ポイント③梅雨入り前にエアコンの掃除

    梅雨になると洗濯物を部屋の中で干す回数も増えてきます。

    エアコンのドライ機能を使って乾かす人も少なくありませんが、しばらく使っていないエアコンにカビが生えている可能性もあり注意が必要です。

    エアコンのフィルター、冷気の吹き出し口を掃除しておきましょう。

    梅雨のカビ対策【押入れ編】

    普段は閉まっている押入れは風通しが悪く、特に湿気がこもりやすい場所です。

    梅雨の時期だけでなく、季節を問わず以下のカビ対策を定期的におこないましょう。

    新聞紙すだれで湿気を吸収

    布団や衣類が詰まった押入れは奥まで空気が循環しません。

    カビの好きな「高温」「多湿」になるのを防ぐために、すき間をつくることが大切です。

    これが難しい場合、新聞紙を丸めて筒状にしたものを紐でくくってすだれにしましょう。

    押入れのなかにぶら下げておけば、湿気取りの代わりとしてカビ対策になります。

    寝起きの布団はすぐにしまわない

    朝起きて、布団をすぐに押入れへしまう人もいるのではないでしょうか。

    人は睡眠時に体温を下げるため、一晩にコップ一杯分の寝汗をかくといわれています。

    そのため、起きてすぐの布団には、大量の汗を吸収して湿った状態です。

    いったん椅子に広げて干すなど、すぐに押入れにしまわないようにしてください。

    梅雨のカビ対策【浴室編】

    常に湿気があるお風呂場は、高温でもあるため、カビが繁殖しやすい環境です。

    梅雨の時期はこまめに掃除をするだけでなく、しっかりとカビ対策もおこないましょう。

    換気は最低2時間以上

    お風呂場では、カビ対策の基本でもある「換気」を徹底してください。

    浴室内に湿気をたまりにくくするためには、最低でも2時間以上は換気扇を回しましょう。

    窓があるお風呂なら、窓を開けっ放しにしておくのでも問題ありません。

    換気の時間が長ければ長いほどカビ対策の効果は高まります。

    お風呂あがりに熱湯をかける

    梅雨の時期に厄介なカビですが、「熱湯」をかければ簡単に撃退できます。

    お風呂あがりなど、気になるところにシャワーなどで50℃以上の熱いお湯をかけましょう。

    1ヶ所あたり90秒ほどかけ続けると奥深くまで入り込んだカビの根絶につながります。

    また、熱湯をかけた後に冷水で浴室内の温度を下げると効果的です。

    梅雨のカビ対策【玄関編】

    靴箱には除湿剤など、湿気対策のグッズを活用している人も少なくないでしょう。

    梅雨の時期の湿気がダイレクトに入る玄関は、しっかりとカビ対策をすることが大切です。

    靴箱は重曹で消臭

    「靴箱の中が臭い」と感じたら、カビの胞子が充満しているサインです。

    玄関の湿気や靴にしみ込んだ汗などが溜まるのを防ぐために、こまめに換気をしましょう。

    また、カビの原因となる嫌なニオイは重曹クリーナーを使って対応してください。

    重曹を小瓶に入れて、靴箱に置いておくだけで消臭効果が期待できます。

    靴箱にしまう前にしっかりと乾かす

    履かない靴は靴箱に収納して、玄関をスッキリさせたいもの。

    カビや雑菌は靴にしみ込んだ汗などを食べて繁殖するため、靴箱に湿気やカビのエサを持ち込まないためにも、靴箱にしまう前にしっかりと乾かしておきましょう。

    収納の前に半日くらい干してから靴箱に戻すとキレイな状態をキープできます。

    まとめ:梅雨のカビ対策は換気が基本

    梅雨の時期はカビが発生する条件がそろいやすくなります。

    換気や除湿を心がけるだけでなく、カビの栄養源を取り除くためにエアコンや水回りの掃除を徹底するなど、定期的にカビ対策をしていくことが大切です。

    ただし、対策の仕方を間違えると、カビが繁殖することもあり注意が必要です。

    正しい手順でカビ対策をして、健康にも影響を及ぼしかねないカビを撃退しましょう。

    また、住宅関連で悩みやわからないことがあれば中山不動産にご相談ください。

    皆さまの暮らしを豊かにするために、さまざまな提案をさせていただきます。

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