【専門家が解説】シェアハウス運営って儲かるの?

こんにちは。
中山不動産株式会社です。

ドラマやテレビ番組の企画を見て「シェアハウスに住みたい!」「自分の趣味をわかってくれる人と住めるようにシェアハウスの運営をしたい」と思ったことはないですか?
新しい不動産投資としてシェアハウスの経営を考えたことがある人もいるでしょう。
若者からの需要はもちろん、いま生涯独身のままの大人も増えているので、コンセプトによってはますます需要も増えるでしょう。
「シェアハウスの始め方は?」「シェアハウスに興味はあるけど儲けはあるの?」という疑問をお持ちではありませんか?

そこで、この記事では、具体的には

シェアハウスの始め方
シェアハウス運営のメリット・デメリットは?
シェアハウスは儲かる可能性がある!

の順番にご紹介していきます。

シェアハウス経営の気になるあれこれについてまとめました。

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シェアハウスってなに?

シェアハウスは、1つの住宅を複数人でシェアして暮らす賃貸住宅のことを言います。

1つの建物に1人1つずつ個室があり、鍵がかけられるようになっていて、キッチンやリビング、バスルームなどは共用のスペースとなっている場合がほとんどです。

ゲストハウスは、短期間の利用で住宅でほかに本拠地を持っていることもありますが、シェアハウスは賃貸住宅としてここに住むことが前提となっています。

ェアハウスの始め方 7つのステップ

シェアハウスを始める方法は3つあります。

  • オーナーは自分自身、管理は管理会社に委託する。
  • オーナーも、シェアハウスの管理も自分自身で行う。
  • オーナーは他にいて、自分は管理人として雇われる。

オーナーは他にいて、自分自身は管理人として働く場合は管理人として働いている状態なので、シェアハウスを始めるという意味では少し違います。

今回は、オーナーが自分自身だという場合のシェアハウスの始め方について説明します。

1、コンセプトやターゲットについて

シェアハウスを始めようと思ったらまずはコンセプトについて考えましょう。

シェアハウスは共有する部分も多いので住民に共通点のあるほうが、のちのちトラブルにならずうまくいきます。

本気で漫画家を目指す人だけが住むことができる漫画家支援を目的とした「トキワ荘」は有名ですよね。
ほかにもテラスハウスのような未婚の男女が恋愛をするためのシェアハウスなどもそうです。

いま、フリーランスやコワーキングスペースで仕事をする人たちが一緒に住んでいるシェアハウスやシングルマザー専用のシェアハウスなども人気があります。

共有スペースにトレーニングができるジムがついている筋肉自慢が集まるシェアハウスや、シアタールーム付きで映画好きが集まるシェアハウスなど、コンセプトがしっかりしているとターゲットも絞りやすくなります。

2、物件の探し方・リフォーム工事の検討

物件選びはコンセプトに合わせます。

もし、社会人で若い人を集めるのであればビジネス街の近くなど、学生を集めるのであれば大学の近くなどコンセプトにあわせて立地も考えなくてはいけません。

シェアハウスの物件選びのポイントは

  • 共用部の設備や広さ
  • 部屋数
  • トイレや洗面所
  • 防音性

などです。

特に部屋の数は大切です。
利益を出したいのであれば、共有部分に対して部屋の数は多いほうがいいです。
部屋数は少なくなると満室になったとしても、設備費を人数で割らなくてはいけないので家賃や管理費を高くしないと利益が出にくくなります。

リフォーム工事が必要な場合は、どこをどのように変える必要があるのか、費用もあわせて検討しなくてはいけません。
部屋や共有部分に初期費用をかけすぎると、家賃が高くなってしまいますので気をつけましょう。

3、家賃設定

シェアハウスというとワンルームなどに比べて家賃が安いイメージがあるかもしれませんが、相場を調べると一概にそうとは言えません。
コンセプトや設備、共用部分によって家賃の設定は変わります。

シェアハウスのコンセプトとして、家賃を安く提供したいというのであれば、リフォームも最低限にして家賃を安くするのも1つです。

シェアハウスには同じ業種の人と集まることで情報を共有できるなどのプラスアルファの利点もあります。
共有部分で仕事をするのであれば、リビングの広さやデスク、Wi-Fiなど仕事のしやすい設備などにお金をかける必要があります。

その分、管理費という項目で家賃の調整をするのもシェアハウスの運営としては大切です。

4、管理会社の検討

シェアハウスの管理を管理会社に委託するか、自分で管理するかを決めます。

管理会社にシェアハウスの管理を委託する場合、管理会社によって多少の差はあるものの賃料の20%から30%程度が管理委託費として差し引かれます。

管理会社によっていろいろな規制があるので、どの会社に頼むのかしっかり検討する必要があります。

5、シェアハウスのルールを決める

シェアハウスの運営がうまくいくのかどうかは住民同士のルールが大切になります。

ルール例

  • リビングやトイレ、お風呂など共用部分の掃除について。
  • 共有部分に置く私物について。
  • 冷蔵庫の使い方について。
  • 来客や恋人の宿泊について。
  • お風呂やシャワーの使用時間。
  • 〇時を過ぎたら個室に入る。静かにするなど。
  • お金や私物の管理など。

など、ルールをきちんと作っておくことで、ほかの人たちもトラブルなく過ごすことができます。

6、入居者を募集・決定

シェアハウスは一緒に住んでいる人によって満足度が大きく変わります。

住民同士の雰囲気がシェアハウス全体の雰囲気になります。
1回入った住民がそのまま長く住み着いてくれるかどうかは、シェアハウスの満足度に大きく影響されます。

しかし、シェアハウスは、不動産屋での手続きが不要で、連帯保証人がいなくても入居が可能だからという理由で入居を検討する人もいます。

そういう人の中には、多少問題がある人もいるのでできれば入居者は直接会って話をして入居を許可するかどうか決めることをお勧めします。

みんなで一緒に気持ちよく過ごせるように、ルールを守れる人に入居してほしいと思いますよね。

7、シェアハウスの経営開始

1から6まで終わったら、とうとうシェアハウスがオープンできます。

ルールは絶対的なものではなく、シェアハウスでの生活が始まってから、ゆっくり調節してもいいと思います。

シェアハウスのメリット・デメリットは?

様々なコンセプトのシェアハウスですが、メリットとデメリットはどんなものがあるのでしょうか。

メリット

  • 退去後、原状回復工事が不要
  • 総収入が上がる
  • ネットや紹介で住民を募集できる
  • 空室リスクに強い
  • 多目的のニーズがある

金銭的にもメリットの多いシェアハウス。住民が退去後に、水回りの原状回復工事やクリーニングがいらないのは大きなメリットですね。

不動産会社の仲介もいらず、面倒な手続きなしで住民の募集ができます。

デメリット

  • シェアハウスとして利用できない物件もある
  • 管理が特殊で大変
  • 共有部分の設備や家電にお金がかかる
  • 入居者間のトラブルが多い

シェアハウスの大きなデメリットは、どんな人が住んでいるのかによって管理のしやすさやトラブルの数などが変わってくることです。

管理も普通のマンションに比べると楽しいことも多いですが、その分大変なことも多いので管理会社に入ってもらうほうが最初のうちは安心です。

シェアハウスを運営するためにしておくこと

将来、シェアハウスを運営したいと思ったときのためにしておくこととは具体的にどんなことがあるのでしょうか?

シェアハウスを運営するときは旅館と同じように、なにか申請するべきものや資格などが必要なのでしょうか。

シェアハウスを運営するのに必要な資格は?

寝具管理を管理者で行う場合は、シェアハウスといっても旅館業に該当する可能性があります。
その場合は保健所に申請が必要になります。

しかし、通常のシェアハウス同様、寝具を部屋の住民が管理する場合は特に資格などは必要ありません。

たくさんのシェアハウスを見学しよう

シェアハウスはコンセプトやルール作りなど、成功例をたくさん知ることが大切です。

シェアハウスは、1件1件独特の雰囲気があります。
みんなが気持ちよく生活していくためには柔軟な対応と工夫が必要です。
いろんなクレームや対応を経験しているシェアハウスオーナーさんから話を聞くことが、成功への一番の近道ではないでしょうか。

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まとめ 

ここまでシェアハウス運営について話をしてきましたが、いかがでしたか?

面白そうだなと興味を持った人も、これなら自分にもできるかもと思った人もいるかもしれません。

正直シェアハウス運営が儲かるかどうかは、物件とコンセプト次第だといえます。

物件への初期投資と共有部分の設備費を抑えながらも住んでいる人の満足度を高めることができれば十分に儲かる事業だと言えます。

シェアハウスを始めるためにはまずは、そのための不動産を探すところからです。
コンセプトにぴったりのシェアハウスを見つけることができれば、運営の成功はグッと近くなります。

「リビングが広く個室が多い物件を探してほしい」「トレーニングルームを作れる物件はないか」など、シェアハウス用の不動産探しや、不動産のプロの意見は必要なときはぜひ弊社にご相談ください。

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