30代女性が不動産投資を始めるべき理由

こんにちは。
中山不動産株式会社です。

「毎月あと3万円あればもう少し貯金できるのに…」
多くの働く女性がいまよりもゆとりのある生活や、毎月数十万円単位の貯金をしたいと考えているのではないでしょうか。しかし、そんな生活をしているのはごく一部の人と諦めているかもしれません。
そんな状況下で、30代女性で不動産投資を始める方が急増しています。
特に生活に困っているわけではないけど、もう少しお金に余裕があれば安心。
将来設計の一つとして不動産投資を始めてみませんか?

そこで今回は、不動産投資をスタートされた女性オーナーの方にお話を伺いました。

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30代で不動産投資を始める女性が増えている

不動産投資に興味を持つ女性が増えていますね。

そうですね。
ある企業の調査では、将来への不安を感じている女性が8割を超え、資産形成・資産運用の相談が増えています。
老後2000万円問題で老後を心配する方はもちろん、特に30代の女性は結婚、出産、離婚などのライフプランの変化が大きいため、しっかり資産形成・資産運用をして先に備えたいという方が多いです。

今回はそんな不動産投資に興味を持ち始めた女性のために、なぜ女性が不動産投資を始めるべきなのか、不動産投資において女性の有利な点について説明します。
実際に女性で不動産投資をはじめている私が、メリットや気を付ける点も紹介します。
ぜひ最後まで読んでくださいね。

30代女性が不動産投資を始めたほうがいい理由

女性が不動産投資すると有利って本当?

はい!
女性が不動産投資に有利な理由は、日本政策金融公庫(公庫)からの優遇制度があるからです。
また女性目線の細かな配慮で、入居者も見つかりやすい点もあります。

株式やFXなど、数多くの投資商品があるなかで、30代女性がはじめる資産運用の方法は不動産投資がおすすめです。

では、なぜ30代女性は不動産投資をはじめたほうがいいのでしょうか。
不動産投資のメリットを踏まえたうえで、30代女性に不動産投資が適している理由について紹介します。

公庫の融資で女性優遇がある

不動産投資の魅力は、融資で物件を購入できることです。
融資で物件を購入し、その物件を賃貸として貸し、家賃収入でローンを返済していきます。元手が少なくても始められる投資です。

株式投資や投資信託などでは、銀行や公庫から融資できません。
不動産投資では条件にもよりますが、公庫が利用できます。
公庫では「女性・若者・シニアの起業家支援融資」があります。

適用条件は以下に当てはまる場合です。

  • 新たに事業をはじめるとき、または事業開始後必要なとき!
  • 若者は35歳未満まで!
  • シニアは55歳から!
  • 女性には年齢制限なし!

なるほどぉ!
女性は低金利で公庫から融資できるチャンスがありますね!

社会人としての経験が少ない20代の頃と変わり、年収が上がる30代では、銀行からの信用力も上がります。
また、結婚して出産された方も育休後に仕事復帰し、収入が戻ってきたというケースもあるでしょう。

このように、30代の女性は融資を受けやすい条件がそろっており、比較的はじめやすい時期といえます。

※公庫での創業融資は返済期間が7年と短いので注意が必要です。

女性ならではの視点で入居者のために細かい配慮ができる

他の物件と差別化するのに女性目線での取り組みは大切ですよね!

はい!
女性は自分が住むことを想定して、キッチンやお風呂など水周りを綺麗に入居者のために細かい配慮をしながら物件選びをします。
スーパーが近くにあるか、ゴミ捨て場は綺麗かなど物件選びのときに女性目線で購入可能です。

そういった物件は女性にはもちろん、男性目線でも良い物件と見えるため、魅力的で人気が出やすいですよ!

大家さんが配慮してくれた物件は入居者にも伝わるため、早く入居者が決まることが多いですね。

最近では賃貸物件が増え差別化が難しいと言われる中、『女性に人気の物件』や『女性限定の女性が住みやすい物件』などのコンセプトを持つ賃貸物件が人気です。
女性不動産投資家・不動産オーナーとして、女性目線で物件選びや改修をすることで、空室リスクが下がり、空室解消もスピーディーに行えます。

女性は男性に比べて、日当たりや通気性、水回りの利便性など、細部にまで目を配ることができます。

20代の頃と変わり、社会人として自立する30代では、一人暮らしを経験している方も少なくありません。
女性ならではの視点に加えて、自身の経験も物件選びに反映できることが30代女性の強みです。

毎月安定した収入が入る

不動産投資は、入居者から毎月一定の家賃収入が入ります。
管理会社に委託をすれば、入居者からのトラブルなどに対応してくれるため、ほとんど手間はかかりません。
私は会社員のため、基本的な物件の管理は管理会社にお願いしています。
管理会社からの電話は時間を決めてしてもらっているので、副業として成り立っています。
また融資の審査も専業主婦より会社員の方が有利なため、働く30代女性こそ不動産投資はおすすめです。

女性は男性に比べて長生きする傾向にあるため、老後の資金を多く準備しておきたいところ。

不動産投資は物件を所有し続ければ、長期的に安定した収益が期待できます。
老後までに不動産投資ローンを完済すれば、家賃収入を老後の生活費用に充てることが可能です。

この理由からも、年収が上がる30代からの不動産投資をおすすめします。

女性のライフイベント・ライフスタイルの変化に合わせやすい

女性は男性に比べ、結婚・出産・育児などのライフイベントによってライフスタイルが変化しがちです。
結婚や出産によって仕事を退職し、収入が激減するのにも備えておかなければいけませんし、万が一離婚してシングルになった場合の備えもしておかなければいけません。

不動産投資は金銭面の負担が少ないため、ライフプランの変化にも対応可能です。
不動産投資は、基本的には家賃収入から毎月のローンを返済していき、その残りが利益として残ります。保険や投資信託の積み立てと比べ自己負担が少ないため、ライフプランの変化に対応がしやすくなっています。

不動産投資を結婚する前に始めておけば、出産・育児などで自分の時間が取れなくなったとしても安心です。
株式投資など随時値動きをチェックしないといけない投資に比べ、不動産投資は家賃の入金の確認を自分のペースで定期的に行えば良いため、時間のない専業主婦の方にもおすすめの投資方法です。

「独身のときは使えるお金も自由で、投資信託の積み立てをはじめたけど、出産してからはその余裕がなくなった」というライフスタイルの変化による相談をよく受けます。

特に30代女性は、結婚・出産など、最も変化が起きやすい年齢です。

万が一の場合に備えて、何が起きても慌てないように対処するための準備をしておくことが大切です。
どのようにライフプランが変わっても続けられる資産運用の方法を考えていきましょう。

万が一のことがあれば返済しなくてもいい

融資を利用すると団体信用生命保険(団信)に加入するかどうか決められます。
団信は本人が死亡してしまった場合、残された遺族に不動産投資のローン返済の義務がなくなります。
もしものことがあっても家族や周りに返済する必要もないのが安心できますね。
また、女性に特有の乳がんなど、病気のリスクが人生に付きまといます。
団体信用生命保険には金融機関によって異なりますが、「がん団信」といってがんと診断されるとローン返済が免除されるがん保障・がん特約があります。
がん家系で心配な方は、「がん団信」をつけておくと安心ですね◎

国立がん研究センターが実施した「2020年のがん統計予測」によると、女性のがん患者数は42万9900名です。

万が一の場合に備えて、がん保険や医療保険に加入している方も多いのではないでしょうか。
不動産投資では、がんなどの病気にかかってしまったときの経済的リスクに備えることができます。

売却益でまとまった収入が入る

不動産投資は毎月入る家賃収入以外に、不動産を売却したときに受け取れる売却益もメリットの1つです。
リフォームなどで価値を高め、もし購入金額の同等以上で売れたなら、家賃収入プラス売却益の両方を受け取ることができます。

不動産投資で得た物件は、オーナーが任意のタイミングで売却可能です。

購入価格よりも高い金額で売却したことで得られる売却益を「キャピタルゲイン」といいます。
このような出口戦略をしっかりと行うことで、知識が少ない30代女性でも家賃収まとまった収入が得られます。

不動産は私的年金代わりになる

30代で不動産投資を始め、老後までにローンを完済すれば、その後の家賃収入が私的年金代わりになります。
生命保険会社の個人年金の終身年金タイプの場合、一般的に女性は男性より長生きするため掛け金が高くなります。これらの個人年金に比べ、不動産投資の方が高利回りの私的年金となり、老後に安定した収入を得られることになります。

老後資金を準備する方法として個人年金保険もありますが、この保険は年金受取期間が決まっています。
そのため、年金受取期間を過ぎてしまうと、個人年金保険に頼ることが難しくなります。

一方で、不動産投資は物件を所有し続ければ、継続的に家賃収入が発生します。

女性特有の長生きリスクに備えておくためにも、30代という早い段階から資産形成を考えはじめましょう。

不動産投資はミドルリスク・ミドルリターン

世の中にある投資の中で、不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンになります。
株式投資やFX、仮想通貨などの投資では、資産が0になるハイリスクが潜んでいます。
また、銀行預貯金の金利に比べ不動産投資は高利回りが期待できますし、過去のデータを辿っても日本の不動産価値が急激に下落することは考えにくいため、ローリスクとなっています。

資産がゼロになるハイリスクの株やFXとは違い、不動産投資は価値が急激に下落するリスクはあまりありません。

ただし、投資先の変更や売却を簡単にできないため、慎重に投資しないと失敗する確率が高いです。
女性は男性に比べて、最後まで慎重さを崩さない傾向にあるため、不動産投資に向いているといえます。

不動産投資をはじめるときに気を付ける点

30代の場合、仕事や育児、趣味などのさまざまな場面でお金が必要になります。

将来的な資産運用に向けて不動産投資はおすすめですが、「失敗するリスクが怖い!」という方もいるでしょう。
初心者でも失敗しないためには、しっかりとポイントを押さえておくことが重要です。

ここでは不動産投資をはじめる前に気をつける点を紹介します。

はじめての物件は小さな物件からスタートしましょう!

はじめて不動産投資をする場合、マンションやアパートではなく、ワンルームマンション・戸建て不動産からはじめましょう。
マンションやアパートは、高額なため失敗すると負債額も大きくなります。
まずは小さな不動産投資からはじめて、大家としての経験を積み、それからマンションやアパートに移りましょう。

大家としての実績があると、今後物件を増やしていくときに融資も借りやすくなります。
私も小さな不動産から始めて、大家としての実績を磨いています。
まずは小額の不動産投資からはじめてみましょう。

事前のシミュレーションをしっかりしましょう

不動産投資をするまえに大事なのが事前のシミュレーションです。
融資の返済額もシミュレーションに入れ、手元にいくら残るかを事前に把握しましょう。

私からは、不動産を購入する際に不動産会社さんとは仲良くしといたほうがいいです。
専門的な情報も教えてくれたり、お得な物件を紹介してくれたりします。
注意してほしいのは、単に不動産会社が売りたいだけの物件情報を持ってくる場合もあるので、できるだけ信頼のできる不動産会社を選びましょう。

下記関連記事では、不動産を始める前に知っておくべき不動産投資のリスクとその対策を詳しく紹介しています。
リスクを把握し、危機的状況に陥ってしまわないための回避方法を知っていれば、必要以上に恐れることはなく対応できます。
不動産投資の成功への第一歩を踏み出しましょう。

年収700万円から始める資産運用

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中山不動産では、年収700万円から始められるアパート経営をご案内しています。

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まとめ

最後にこの記事をまとめます。
女性が不動産投資で有利な点は以下です。

  • 公庫の融資の金利優遇。
  • 女性目線で物件を購入し、入居付けも早い。
  • 細かい配慮ができる。
  • 女性のライフイベント・ライフスタイルの変化に合わせやすい

入居者が住んで、初めて不動産投資は開始します。
購入して終わりではありません。
空室リスクをなくすようできるのが女性の細かな目線です。

不動産投資は知識さえあれば危険ではありません。
セミナーや書籍などで学んでから不動産投資をスタートしましょう。

下記関連記事では、効率よく不動産投資の勉強する方法を専門家目線で解説しています。
不動産投資を始める方は、ぜひ参考にしてください。

不動産投資・不動産経営をはじめる方向けのスタートブックもダウンロードできます。

【おまけ】不動産投資を行っている女性オーナーへインタビュー

今回いろいろアドバイスをくれた不動産投資女子Yさんの友人で、不動産オーナーをしている女性Kさんに不動産投資に関するインタビューをしました。
女性が不動産投資を始めるにあたって不安だったことや、実際に女性が不動産オーナーとして経営してみてわかったことなど、これから不動産投資を考えている女性に有益な情報を聞けたので是非チェックしてください。

Q.いつから不動産投資を始めましたか?

不動産投資の勉強を始めたのは、2018年1月頃からスタートし、実際に物件を買って始めたのは2018年10月からです。
リフォームが完成したのは同年12月で賃貸募集したのは2019年1月からです。

Q.不動産投資を始めるきっかけは?

派遣会社勤めのため、いつまで仕事ができるか不安でした。
40歳も近くなり今まで遊び過ぎて正直貯金もありませんでした。

このままではいけないと思い「投資」に興味をもち、色々な本を読み、その中で「資金が少額でできる中古の戸建て不動産投資に惹かれ始めました。

Q.不動産投資に対して不安や心配なことはありましたか?

融資が通るかどうかが心配でした。
物件は現金で購入しましたが、リフォーム費用は資金がありません。
公庫に融資をするつもりで物件を買ってしまったので、もし融資が通らなかったら、融資できる金融機関を探さないといけないと思いました。
また実際に物件を買って入居者が付くのかも不安でした。

Q.その不安や心配事をどうやって解消しましたか?

まず先輩大家さん・親身に話を教えてくれた不動産会社さんにいろいろと相談できたのが大きいです。
物件買う前に失敗するポイントも教えて頂き、公庫に融資をお願いするときは「見た目や言葉使い」を気を付けてとアドバイスもくれました。
また、初めの物件の入居者もできるだけ不動産屋にマイソクを持って営業周りした方がいいとの教えで、物件近くの不動産屋を20件近く回って営業しました。
結局入居者が決まったのは全然エリアの違う営業していない不動産屋でした(笑)

Q.投資する物件を購入するときのポイントは?

資金がそんなに多くないため、安く購入できる物件を探しています。
お風呂、キッチンが付いていて、汲み取りではないトイレの物件。リフォーム費用を安くするために傾きのない、雨漏りのない物件もいいですね。
また1番大きいのは公庫から融資を引けるような物件です。
再建築可能、前面道路が位置指定有や、建築基準法42条2項の但し書きのような再建築可能になる要素の物件です。

Q.どのくらいの初期投資で始めることができましたか?

中古の戸建て物件額150万円と、登記代、仲介手数料などの諸費用50万円と合わせて200万円です。
リフォーム代190万円は公庫から借り入れしました。
女性優遇で年利1.7%と低い条件で融資通ったことも大きいですね。

Q.初めて家賃収入を得たときの心境は?

管理会社を利用しているため、初めの家賃は入居者が入ってから2ヶ月後でした。
仲介手数料を管理会社が立て替えてくれ、家賃から相殺したため少し遅くに入りました。
管理費用差し引かれ45,000円入ったときは嬉しかったです。
普段はしない通帳記入をしてニヤニヤしていました。

Q.現在はどのように不動産を運用していますか?オーナーとしてやらないといけないことは何かありますか?

管理会社を利用して運用しています。
入居者から問い合わせもなく、何もすることがありません。
戸建ては共有部もないため、掃除もありません。
毎月管理会社から送られてくる家賃の明細書を確認して、通帳記入しかすることがありません。
こんなに楽な事業はありませんよ。

Q.不動産投資を始めることに対して、ご家族や周りの方の反応はどうでしたか?

私は夫婦で不動産投資をはじめました。
夫は自分の家を買うのは反対しますが、不動産投資で家を買うのは大賛成です(笑)
夫婦ふたりでいつも売り物件情報を探して、「この家はどう?」と情報交換しています。
また周りの人には秘密にしています。
サラリーマンを辞めて不動産投資の専業になれば言うつもりです。

Q.不動産投資を初めてよかった点を教えてください。

やはり毎月安定した家賃が入ることですね。
初めの物件は法人契約で家賃滞納もないです。
また税金も安くなりました。
減価償却費と家賃収入の合計でマイナス35万円になり、所得税と住民税も節税できたことも良かったです。

Q.不動産投資を検討している方にアドバイスをお願いします

不動産投資を始めるまでは、私には資金がなく無縁のものと思いました。
ところが資金が少なくても不動産投資をはじめることができました。
まずは200万円を目安に貯め、小さな中古の戸建てを1件買いましょう。
1件買うと不動産投資の流れがわかりますよ。
またセミナーや大家の会などで、相談できる知り合いを作りましょう。
先輩大家さんや親身になってくれる不動産会社さんがいるだけでも心強いですよ。

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