【保存版】冷房が苦手な人必見!エアコンなしで過ごすおすすめの暑さ対策13選

こんにちは。
中山不動産株式会社です。

年々厳しさを増す夏の暑さにより、冷房なしで過ごすのが難しくなっています。
一方で、冷房に苦手意識を持っている人もいるのではないでしょうか。

「すぐに体調が悪くなる」「オフィスの冷房が効きすぎて辛い」快適な空間を作るための冷房でも、冷えすぎた環境は無理と感じているかもしれません。

しかし、暑さ対策をしなければ熱中症の危険が伴います。

この記事では、冷房が苦手な人に試して欲しい、おすすめの暑さ対策を解説します。

冷房が苦手な冷房弱者は多い

ダイキンの意識調査によると、冷房が苦手と回答した人は54.9%に上りました。

また、男性が44.8%に対して、女性は半数以上の64.7%と結果が出ており、そのなかでも20〜40代の年齢層が冷房に苦手意識を持っていることがわかります。
冷えすぎた環境では、真夏でも冷え性に悩まされる人も少なくありません。

では、なぜ冷房が苦手と感じる人が多いのでしょうか。

冷房が苦手な理由

家のなかでは自由に冷房の設定温度を変えられますが、オフィスなど複数の人が共有するスペースでは、冷房が効きすぎて辛いと感じる人もいるでしょう。

冷房に苦手意識を持つ理由は人それぞれですが、おもに以下が考えられます。

  • 高い湿度による不快感
  • 冷え性による寒さ
  • 風が当たることへの不快感
  • 乾燥やホコリによる喉へのダメージ
  • クーラー病で体調が悪くなる

冷房の設定温度が低すぎると、自律神経の乱れにより体調を崩すこともあります。
寒さを我慢する必要はなく、周りに冷房が苦手であることを伝えるようにしてください。

体感温度は個人差がある

大前提として、すべての人が同じ環境を快適に感じるわけではありません。

環境省が取り組む「クールビズ」では室内温度28℃を推奨していますが、どれだけ適正な室温に設定していても、暑さや寒さの感じ方は人それぞれです。

これには体感温度が関係しており、気温以外にも影響を受ける条件はさまざまです。

  • 代謝量
  • 着衣量
  • 健康状態
  • 性別
  • 年齢

たとえば、一般的には女性のほうが3〜5℃ほど体感温度が低いとされています。

家族や恋人などと同居している場合は「体感温度には個人差がある」ことを踏まえ、お互いにとってちょうどよい方法を探しましょう。

冷房は苦手……それでも室内の熱中症に注意

暑いけど「冷房は苦手だから我慢」と耐えている人もいるかもしれません。

しかし、暑さ対策なしに過ごしていると熱中症の危険性が高くなるため要注意です。

熱中症は自宅での発症が一番多い

消防庁が発表した「令和3年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況」によると、熱中症が原因の救急搬送人員は全国累計で47,877人です。
そのうち住居内で発生した人が39.4%ともっとも高く、次いで道路(17.5%)、仕事場(11.2%、)、屋外(11.1%)の順になっています。

熱中症は屋外で発症するイメージが強いですが、自宅でも十分に注意が必要です。
「室内にいるから大丈夫」という認識は捨てて、熱中症対策を講じましょう。

熱中症死亡者の約9割がエアコン未使用

東京監察医務院の「令和2年夏の熱中症死亡者の状況」によると、屋内での熱中症死亡者のうち89.9%がエアコンを使用していなかったことがわかっています。
もちろん、このなかには冷房に苦手意識を持った人も含まれるでしょう。

また、熱中症に対する認識不足も原因の一つです。
室内は安全であるとの思い込み、夕方以降は気温が下がるから冷房は切っても大丈夫、などの間違った認識が熱中症になるおそれがあります。

猛暑日は外の気温が下がっても、室内の温度は下がらないため油断は禁物です。

室内で熱中症が起こりやすい場所とタイミング

熱中症がとくに起きやすいのは、高温多湿の環境下です。

  • 浴室:水分が失われたお風呂上りに注意
  • 洗面所:浴室とつながっており湿度が高い
  • 直射日光の当たる場所:リビングやキッチンなど
  • 一戸建ての2階部分:1階よりも2階のほうが熱がたまりやすい

ほかにも、睡眠時は発汗により水分が失われることから、熱中症のリスクは高まります。

軽度の脱水だと自覚しにくく、気づかず熱中症に発症しているおそれもあります。

室内で熱中症を予防するためには、こまめな水分補給が大切です。

  • 喉が渇いていなくても水分を取る
  • 一度に大量に飲むのではなく、少しずつ飲む

以上の2つに注意しながら、日ごろからの熱中症対策を心がけましょう。

冷房が苦手な人の暑さ対策【エアコンなし編】

「暑いけど、なるべく冷房は使用したくない」そんな人もいるのではないでしょうか。

ここでは、エアコン以外で暑さ対策におすすめの方法を解説します。

①適度に換気して空気を入れ替える

帰宅した際に、部屋のなかが暑さで充満していたなんてこともあるでしょう。

窓が閉じたままだと空気がこもってしまい、室温は上昇します。
適度に窓を開けるなど換気をして、空気を入れ替えることが大切です。

その際に、外の涼しい空気をサーキュレーターなどで室内に循環させるのがおすすめです。
冷房が苦手な人でもすぐに実践できる暑さ対策と言えます。

②家具の配置を工夫する

すぐに実践したいのが、家具やインテリアの配置変えです。

窓まわりに物を置きすぎないなど、ちょっとした工夫をするだけで風通しがよくなり、エアコンなしでも室内に涼しさを取り戻せます。

また、つる性の植物を日の当たらない場所に植えて日陰を作るグリーンカーテンは、見た目が涼しいだけでなく、室温も下がるためおすすめの暑さ対策です。

③玄関やベランダに打ち水をする

日本の伝統的な涼み方の一つである打ち水もおすすめの方法です。

「水をまく」というシンプルなやり方ですが、気化熱によって周囲の温度を下げ、濡れた地面を通る風も涼しくなります。
一戸建てなら玄関を出たところ、マンションやアパートはベランダで打ち水をしましょう。

また、すぐ水が蒸発してしまわないよう、日陰に打ち水をするのがコツです。

④窓辺に濡れタオルをかけておく

もしベランダに日陰がない場合は、濡れタオルを活用しましょう。
窓辺やベランダの手すりにかけておくだけで、打ち水と同様の効果が期待できます。

また、すだれはカーテンよりも風通しがよく、室内に熱がこもりにくいのが特徴です。
ホームセンターにてお手頃価格で購入できるため、冷房が苦手で「なるべく使いたくない」という人は、暑さ対策として用意しておきましょう。

冷房が苦手な人の暑さ対策【おすすめグッズ編】

室内で熱中症にならないためには、室温を下げることが大切です。

ここでは、冷房が苦手な人におすすめの暑さ対策に向いているグッズを紹介します。

①サーキュレーターや扇風機

室内の暑さ対策グッズとして使いたいのが、サーキュレーターや扇風機です。
こもりがちな室内の空気を循環させ、窓を開けて外の涼しい空気を取り込みます。

また、冷房に比べて寒さを感じにくいため、冷え性の人にもおすすめです。
もし直接当たる風が不快に感じる場合は、天井や壁、床などに風を当てて冷やすだけでも暑さ対策としては十分な効果が得られるでしょう。

②遮光カーテンで直射日光を防ぐ

夏は屋外からの熱が多く入り込むため、窓辺の日差しを遮る工夫をしましょう。
遮光カーテンは熱を反射する生地が使われており、室内の温度上昇を抑えてくれます。

また、冬場も外からの冷気を遮るなど、一年を通して活用できます。
すだれやシェードも室内へ入り込む熱を遮断できるため、暑さ対策としておすすめです。

③窓に断熱シートを貼る

遮光カーテンは外からの熱を遮断する一方で、昼間でも部屋が暗くなります。
少しでも電気代を節約する方法として、窓に断熱シートを貼るのがおすすめです。

窓と空気の間に層ができることから、室内に熱が入りにくくなります。
比較的低コストで購入可能で、デザイン性の高いものなどさまざまな種類があります。

ただし、断熱シートを貼ることで窓ガラスが割れる可能性がある点に要注意です。
すべての窓ガラスで適用できるわけではないため、相性などもチェックしておきましょう。

④屋根に断熱材を入れる

屋根は直射日光が当たることから、熱の影響を受けやすい場所です。
そこに断熱材を用いることで、暑さの改善につながります。

また、屋根に使用する断熱材の種類や厚み、施工方法によって部屋の室温が大きく変わるため、工務店などに相談して適切な断熱材を入れてもらいましょう。

ご自宅のリフォームやリノベーションに興味がある人は中山不動産にご相談ください。

⑤寝るときは通気性のよい敷きパッド

布団やベッドの一番上に敷いて使う敷きパッドですが、通気性のよいものを選ぶだけで暑さ対策として十分な効果を発揮します。
夏用には、ひんやりと冷たい接触冷感素材や、3Dメッシュ生地がおすすめです。

汗をかいても乾きやすく、熱帯夜が続く真夏にぴったりです。

冷房が苦手な人の暑さ対策【オフィスが寒い編】

オフィスの冷房が効きすぎて仕事にならないという人もいるのではないでしょうか。

冷房で体が冷えると身体に悪影響を及ぼすため、以下の4つの対策を試してみてください。

①3つの首を温める

冷えたオフィスで働いていると、カーディガンなど上着を羽織る人もいるでしょう。
とくに冷えを感じやすい「首・手首・足首」の3つの首を温めると効果的です。
3つとも太い血管が走っているため、温めることで全身に血が巡りやすくなります。

オフィスのデスクワークは長時間同じ姿勢でいることが多く、血液の循環が滞りがちです。
真夏でも冷房による寒さを感じたら、ストールやタオルなどで温めてみてください。

②ストレッチや運動で血行を改善する

血行の改善には3つの首を温めるだけでなく、運動で体を温めることが必要です。

また、筋肉量が少なければ、熱の産生量が足りなくなり体全体の冷えにつながります。
仕事中もできるだけストレッチなどで体を動かすようにしましょう。

大きく体を動かす必要はなく、肩や腰を軽く伸ばすだけでも冷えを解消できます。
また、移動時はエレベーターではなく階段にするなどの意識づけも大切です。

③冷え性グッズを活用する

冷え性グッズを持ち歩くことも冷房対策の一つです。

たとえば、温かい飲み物は体の内側から温められます。
ティーバックや粉末の飲み物を持参するなど、いざという場面で活用しましょう。

ただし、コーヒーや緑茶は逆に体を冷やす原因になるため注意が必要です。
ホッカイロや冬用のインナーを常備しておくのもおすすめです。

夏の冷え性グッズは数多く販売されていますので、冷房対策として準備してみてください。

④思い切って冷房の温度を上げる

オフィスはたくさんの人が過ごすため、自分の意見を通すのは難しいかもしれません。
だからと言って、寒さを我慢していれば体調を崩すこともあります。

周りに遠慮するのではなく、まずは「寒いので設定温度を上げます」と伝えましょう。
「暑いから上げたくない」という意見があれば、サーキュレーターの導入や席替えなどの提案をするといった代替案を出してみてください。

また、同じように困っている仲間がいれば、一緒に協力すると効果が出やすいです。

まとめ

夏の暑さに冷房は必須アイテムですが、苦手意識を持っている人は少なくありません。

体感温度は個人差があり、寒い場合は無理に冷房に頼る必要はないですが、暑さ対策なしに室内で過ごしていると熱中症の危険が伴います。
冷房が苦手な人でも、ちょっとした工夫で快適な環境に変えられます。

また、屋根に断熱材を入れるなど、持ち家の人は自宅のリフォームも検討しましょう。
オフィスで冷房が効きすぎている場合も、しっかり対策をすることが大切です。

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